小中高V、今治西高・宮崎さん 四国バレエコンクール
今治西高校2年の宮崎未理亜さん(16)が、愛媛県松山市でこのほど開かれた第34回四国バレエコンクールのジュニアAの部(16~18歳)で優勝した。同大会では児童Aの部(11、12歳)、ジュニアBの部(13~15歳)を合わせ小中高の各時代に部門の頂点に立ち「先生や家族のおかげ。とてもうれしい」と快挙を喜んでいる。
今回のジュニアAでは、事前に課題として出された古典バレエのソロパートと、当日示された振りの2種類を23人で競い、日ごろの練習の成果を発揮。レッスンで注意された点に気を付け「つま先や手の動きなど一つ一つの動作を意識した」。
宮崎さんは4歳から市内の美佳バレエスクール(山口美佳主宰)でバレエを始めた。小学4年で初出場した四国コンクール児童の部では入賞できず、悔しさから「バレエに集中したくなった」。練習を重ね翌年、年齢別で二分された児童のAの部を制覇。自信を深め中学1年でジュニアBの部でも栄冠を手にした。
バレエの魅力を「普段出せない感情を表現できる」と話し、8月のスクール発表会に向け体幹や足首を強化するという。